【KPQRTAG】順位発表と一人語り
【あいさつ】
こんちには!ハガネアです。
KPQRTAGに参加していただいた皆様、改めてありがとうございました!楽しんでもらえたでしょうか?
細かい話は後にして、早速気になる順位発表にいきます。その前に、順位の付け方をもう一度確認しておきます。
優先度が高い順に、
①4試合の得点の合計→以下、累計得点と呼びます。
➁4試合の得点が同じ場合、対戦した4チームの累計得点の合計を参照します(より強いチームと戦ってきた方が有利)→以下、オポネントと呼びます。
※それでも決着がつかない場合同率
です。
1位~3位はかなり拮抗しており、オポネントでの決着になっています。参加募集の記事内にも予め書いてある通りなので、ご了承ください。
せっかくなので、PT公開の時と同様に、順位とともにチーム2人の構築を載せていきます。
【順位発表】
第一位は、、、
でけでけでけでけでけでけでけでけでけでけでけでけでけでけでけでけでけでけ
でん!
E【タコ野郎とイカ娘】
おめでとうございます!!!!!
~~~1st~~~(優勝)
E【タコ野郎とイカ娘】 累計得点8pt、オポネント27pt
合計KP13
はも @hamo_543 水
村人A @murabito_A0 悪→草
~~2nd~~(準優勝)
C【最悪の抹消者】 累計得点8pt、オポネント26pt
合計KP16
ムスカカッカ @kamasekakka 悪→炎
ユウ @saikyomanyu 悪
~3rd~(3位)
N【ニヒルでエゴな敵役】 累計得点8pt、オポネント25pt
合計KP17
ゆった @Yutta1535774 岩
ポックル @poikkle 毒
4位
L【チームみそカツ】 累計得点7pt、オポネント26pt
合計KP18
グース @goose_kamo 無
ギン @GinGengar 霊→超
4位(同率)
P【もちもちーズ】 累計得点7pt、オポネント26pt
合計KP22
ハガネア @haganea376 鋼
あお @aoko_pk 炎
6位
D【玄人】 累計得点7pt、オポネント23pt
合計KP22
トオ兄 @WobkUf3MJfiUrl 水
クロたん @MHpokemongame 虫
7位
A【紅のあぴ】 累計得点6pt、オポネント25pt
合計KP20
あぴ @api_fair1y 妖
紅生姜 @beni_syoga 地
8位
M【統一アニマルズ】 累計得点6pt、オポネント24pt
合計KP21
ジョック @jock__nerd 悪→虫
ちーたん @vipper_list 無
同率8位
J【FIRE BIRD】 累計得点6pt、オポネント24pt
ストン @dr141stone 鋼
あおね @aone390 悪
10位
I【そらとウミのアイダ】 累計得点6pt、オポネント19pt
合計KP23
そら @sora_poke1919 電
カリウム @kalium_oh 毒
11位
O【即興チーム】 累計得点5pt、オポネント24pt
合計KP18
卓 @takumikann88 霊
美琴 @misaka3510r 飛
12位
B【Take This! All Loaded!】 累計得点5pt、オポネント22pt
合計KP22
戦国武将 @sengoku_busyo32 格
フルフル @tabiakakun 霊
13位
F【新旧アカネちゃんコンビ】 累計得点5pt、オポネント20pt
合計KP32
ボカネ @toritodon01191 鋼
くま @sen_haku928 妖
14位
G【メタルドラゴン】 累計得点4pt、オポネント23pt
合計KP30
KIONA @hagane_pkmn 鋼
トキノ @tokino_bunkai 龍
15位
K【遺伝子の楔】 累計得点4pt、オポネント22pt
合計KP16
玉鋼 @pkmn3150 格→氷
南雲 @doramidorosuki 毒→龍
16位
H【FLYINGHOST】 累計得点3pt
合計KP28
佑輔 @kankoreno01 飛
谷もっちゃん @Tanimottyann 霊
【感想】
ということで栄えある1位は、はもさん率いる【タコ野郎とイカ娘】でした!
とはいえ、2位も3位も同得点の8ptかつオポネント差も非常に小さいので、ゆったさん率いる【ニヒルでエゴな敵役】、ムスカカッカさん率いる【最悪の抹殺者】も半分優勝みたいなもんだと思ってます笑
スイスドロー形式で4戦という都合上、どうしてもマッチング運にも左右されるのは言うまでもありません。加えて、合計KPが同じ場合は両チーム0ptというルールは明らかにミスでした。途中でルールを変えるのは抵抗があるのでそのままいきましたが、今後があれば気を付けます。
優勝争いをしたチームに留まらず、マッチングしなかったけど気になるチームなんかがいたら、是非フレ戦等で直接対決してみて下さい。この企画が何かしらの交流の場になれば嬉しい限りです。
そういえば、一番チーム名が好きなチームは圧倒的に【ニヒルでエゴな敵役】でした。「ニヒル」の語感、めちゃくちゃクールじゃないですか?ありえんかっこいい。【紅のあぴ】も結構すきです。
そして、密かに一番応援していたチームは、なんと都合のいいことに【タコ野郎とイカ娘】でした。何故なら、合計KPが一番低いからです。KPが重要になるルールにおいて、進化前もうまく活用し、合計KPを露骨に低くしようとしてる姿勢は応援したくなりました。
個人の成績を振り返ると、
①vsあおねさん(悪)→×
➁vsユウさん(悪)→〇
③vs紅生姜くん(地面)→〇
④vsジョックさん(虫)→〇
と、3勝1敗でした。
第一試合目に負けてしまった時、これがいわゆるプレミに近い負け方(最善手を打てていない)でめーーーちゃくちゃへこみました。
そのため二試合目は死ぬほど考察し、いい感じに勝てました。それと二戦目は相手が悪・炎でしたが、悪が飛んできて結構嬉しかったです。
三試合目は恐らく分の悪い乱数のリフブレを急所に当てる軽い犯罪を犯しました。
四試合目は、勝てる確信は無かったのですが、単純に相手の選出予想が当たって勝てました。
やはり全試合通してお互いの構築が見えてる分、普段とは違う方向性の楽しさが得られました。皆さんはどうでしたか?
あとね、企画全体で僕自身が非常に楽でした。一応運営という立場をとっていますが、殆ど何もしてません。
参加者としては想像以上に楽しかったし、運営としても悪くはなかったかなと思います。
【簡易構築記事(構築経緯)】
前段階での「使用予定タイプ」に悪が多かったことから、じゃれつくで一貫がとりやすそうな意地HAクチート+トリル軸を採用。霊も多かったので悪技2つと、Aベトンで詰まないように剣舞。
また、鋼勢でKPを気にしないタイプの人はグロスを使うと思ったのでそこも評価。
トリル役には、トリルを貼った瞬間に自身がエースとなれるAブーストツンデツンデを採用。確実にトリルを貼りたいのでタスキ。普段は地震→ステロだが、今回はココドラがステロを撒けるため単純に攻撃範囲を増やした。
トリルターンの実質4ターン中に3体倒せるとはあまり思わなかったので、1体目で荒らしてからトリルすることを決意。先発であらゆるポケモンに雑に仕事ができそう且つ、KPが高くはならなそうな穴場としてココドラを採用。ステロ+何かができるのが魅力的だった。
クチートが通せなさそうな水、地面、岩統一辺りに強そうなASカミツルギを採用。高KPが予想されるが捨て試合は作りたくないので仕方ない。カミツルギより早い相手に対してココドラのがむしゃらから縛れるように真空波を採用。後ろに控えている場合にも対応できるように身代わりカムラを採用。恩返しは草食マリルリピンポだが打たなかった。
トリルに依存しない対面的なアタッカーが欲しいと思い、Zが余っていたので頑丈+デンキZで対面性能が高そうな控えめCSレアコイルを採用。KPが低そうなのも評価。めざパは草だが打たなかった。
最後の枠は結構迷った。あまり入れたいポケモンがいなかったが、妖精に対してクチートもツルギも通る気がしなかったので、レアコに加えて圧をかけるため陽気ASドリュウズを採用。選出の可能性が低い所にドリュウズを入れることにはかなり抵抗があったが、KP1だったのでめちゃくちゃ助かった。一回も出してない。
クチートを軸にした時、相手の鋼統一が辛すぎて最終的に解答も全くなかったが、「テンプレの鋼統一は合計KPが高くなりがちなので恐らくこちらに選択権があり、炎統一であるチームメイトのあおさんに完全に任せる」という意思の下、切り気味に組んだ。
【企画の経緯】
多少至らない点もありましたが、大方成功といっていいくらい満足しています。
そもそもこの対戦ルールは、最初から合計KPが低いチームが基本的に有利になるように考えたつもりです。一位だけではなく、上位には比較的合計KPの低いチームがいるので、概ね狙い通りでした。とはいえ、合計KPが13というのは想像より低かったですが…
冷静に考えると、合計KPが最低のチームは無条件で12点中4点を得るわけですから、これは大きなメリットです。反対に、合計KPが最大のチームは対戦前から全得点の三分の一を放棄してると思えば、辛く聞こえると思います。
それと、実は募集要項に「構築は必ず6体で組まなければならない」って一言も書いてないんですよね。単純に書き忘れただけなんですけど、合計KPを参照するこのルールではポケモンの数自体を減らすのも充分合理的です。ただ、自分としては募集要項を公開するまで一切考慮しておらず後から気づいたので、実現するチーム及びそういった趣旨の質問がなくて本当によかったです。
長期企画の主催自体が初めてだったので、企画テーマは明確に決めた方がブレにくいと思い、最初から決めていました。元記事の冒頭にも書きましたが、僕がこの企画において重きをおきたいことは3つありました。
①仲間大会にせず、何か特殊ルールを採用したい
➁参加者のスケジュール及び育成の負担を減らしたい(参加の敷居を低くしたい)
③いわゆるマイナーポケモンにも焦点をあてたい
この内①と➁を同時に満たしてくれたのが、「パーティーのQR化と全体公開」です。ここに①と③を満たす「合計KPの制度」を導入し、いろいろあってタッグ戦になりました。
・PTの固定について
僕は、一戦ごとに対戦相手に応じてPTを組み変えるメタゲームが苦手です。苦手というよりかは、自分が参加する分には弱すぎる且つ育成が面倒なので興味がないという方が近いかもしれません。
自分が開くものは自分が好きなものにしたいわけです。
なのでレーティングバトルのように、「特定の1人を露骨にメタれるルールではなく、一定環境下で汎用性があるパーティーで戦い続ける」というルールを考えていきました。
つまりこれはパーティーを固定するということですが、長期企画において、参加者が本当に何も変更してないかどうか確認しにくい(相手のPTを知らないので)という問題がありました。どうしても紳士協定になってしまいます。
その結果、「QR化によってあえて全参加者間でPTを公開し、お互いの手の内が分かった状態で考察して対戦する」というKPQRTAGの根本が出来上がりました。
しかし、PTを公開するということは、初見殺しが通用しなかったり、読みが減ったり、対戦の幅が狭まるということです。対戦の面白さがぐーんと減るのではないかと結構懸念していました。
僕自身、他の人の試合を見ていても、片方が終始圧倒していて、構築的にどうしようもないという状況があったような気がします。
しかしこれに関しては「いかに不利な状況でも、与えられた手札でどれだけ頑張れるか」という楽しみ方をしていた人が複数いて、救われました。
互いに全てを公開した状態での考察や対戦が新鮮だったという意見が多く見られて、僕もその一人です。よく、対戦に負けたときに、バトルビデオ等を撮って後で振り返るやつあるじゃないですか。要は対戦前にそれができるって感じですかね。
あとは、参加者の育成の手間をできるだけ省き、参加の敷居を低くしたいという思いもありました。同時期に別の人のタイプ統一の企画があったのもあります。
・マイナーポケモンの活躍
第二に、せっかくなので普段のレーティングバトルで見れないようなポケモンの活躍を見たいと思いました。
使用率が低いポケモンを使うと得があるルールを考えた結果、KPを重要視する総合得点制になりました。
参加人数が多いとは言えず、さらにタイプ統一限定のこの企画では、結果的にガブリアスのKPが1、フライゴンのKPが2という時空の歪みが生じていたので、「使用率とは何か」を考えさせられる部分がありましたが、参加者の構築を多少かき乱してくれたと思います。
・タッグ戦
自分でも軽く見ていましたが、非常に重要だったのかなと思います。
正直初めは「適当な私情で安易に辞退したり、手を抜く人の対策」のためにタッグルールにしたつもりでした。チームメイトがいたらサボりにくいですからね。
ただ、記事を公開するときまでには、タッグを組むこと自体が企画を楽しむための十分な要素になると判断しました。
当たり前ですが、責任感や達成感は連帯することで重みが増すという事です。
「相方は勝ってるから負けられねえ…」とか「チームメイトが負けたからここは俺が勝たないと…」とか思ってくれていたり、もしチームメイトに相談したりしていたら、狙い通りです。
ただ、タッグ戦をすると、どうしても1-1という引き分けの状況が訪れてしまいます。そこで、マイナー寄りのポケモンも使って欲しいという先ほどの思いも兼ねて、1-1の場合はKPが低い方が勝利、というルールを考えました。
しかしこれでは論外です。「KPの高低は試合前に決まっているので、予めKPで負けていて、もし先に対戦した人が負けた場合、最後に対戦する人達の個人の勝敗がチームの勝敗に一切干渉できない」という致命的な欠陥があるからです。
それを解決する手段として、トーナメント制ではなくスイスドローとしました。1試合ごとの勝敗は問わず総合点数制にすることで、2-1の場合の負けた1点にも意味を持たせたということです。
また、参加者の方々はPTを1つ組んできてくれるのに、もしトーナメントで初戦負けたら終わり、というのは消化不足でしょう。それも加味して、勝っても負けても4戦が保証されているスイスドロー形式は正解だったと思います。優勝商品の無い企画では純粋に楽しもうとする人の方が多いはずですから、なおさらです。
ただし先ほども言ったように、スイスドロー方式の4試合では、優勝を争うチームにとってマッチングでのオポネントの依存度が高すぎた気がします。僕がKPQRTAGを『大会』と呼ばず『企画』と呼ぶことが多いのはこのためです。
総じて、1人では得られないような楽しさが得られたと思います。そもそも、一人でポケモンするより二人でポケモンした方が楽しいですからね。
【アンケート】
もしよければ、皆さんの意見を聞かせて下さい。何かに役立てます。
【おわりに】
改めて。参加して下さった方、ありがとうございました。これにてKPQRTAG全行程終了です。
最後にこの企画を通して特に嬉しかったことを3つ言って終わりにします。
一つ目は月並みですが、皆が想像以上に楽しんでくれていたことです。
お互いに手の内を全部見せた状態で対戦すること自体が新鮮で楽しかったという意見を複数耳にしました。かくいう僕もその一人です。
全てがバレてる分、普段とは違う方向性の考察や、楽しさがあったと思います。対戦の考察のメモを上げる人がいたり、キャスでの試合終了後に感想戦をしてる人がいたりと、考察をしっかりしてくれたのがわかる瞬間が嬉しかったです。
あとは、育成や参加自体が楽だった、という意見も狙い通りなので良かったです。
二つ目は、にぎり めしこさん(@meshiko_9260)から絵を頂いたことです。
この絵は恐らくチームメイトのあおさんがメインで僕はついでなのですが、すごい強そうだしシンプルに嬉しかったです。この嬉しさを表現する語彙力を持ち合わせていませんでした。あとTwitterのポケ勢の素敵なアイコンの10割はめしこさんが描いています。
改めて、素敵な絵をありがとうございます!
最後は一つ目と似たようなことなんですが、
1試合目の前、チームメイトのあおさんが、対戦についてめちゃくちゃ考察していて、
「相手の初手はこうだと思うからこう、もしこう来たらこう下げて、こうして勝ち!どう思う?」みたいなのを書いた紙を写真で送ってくれました。
マジで嬉しかったです。
あおさんの試合は客観的に見ても、思念を交わしたり、急所に当てたり、リザで3タテしたり、ダメ計を間違えたり(笑)と一見かなり淡泊な対戦が多かったですが、その裏で色んなパターンを想定して、めちゃくちゃ考察して悩んでいたあおさんを僕は忘れませんよ。ありがとう。